エクシブ鳥羽

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総合評価：4.2（全984件）

評価：

9月中旬伊勢神宮参拝で一泊しました。 本館は確かに古さはありますが（バスルームが一段高い、床のカーペットのシミ、壁紙の剥がれ）綺麗に清掃されお部屋も広くて良かったです。 お部屋から日の出が見れとても綺麗でした。大浴場温泉は別建物ですが、徒歩1ｰ2分　朝6時〜24時まで入浴できジャグジー、露天風呂、サウナ、打たせ湯等色々あり楽しめました。 お食事はアネックスでしたが徒歩でも6~7分　巡回バスも頻繁に走ってるので不便さは感じません。 朝ごはんは手作り感満載でオレンジジュースも搾りたてコーヒーは私は苦手なんですがこちらのコーヒーはとても美味しかったです。 お料理もどれも美味しかったです。　おにぎりはお願いしてから握ってくださりご飯も釜炊きで、お味噌汁も伊勢うどんもセルフでなくスタッフの方がよそってくださいました。 焼き魚はその場で焼いていたり　だし巻き卵は沢山作り置きせず温かい出来立てをいただけました。　スイーツはアイスクリームまであり全て美味しく満足な朝食でした。 8月下旬に軽井沢エクシプに宿泊した時は夕食朝食のレベルの低さスタッフの覇気の無さにがっかりしましたが、エクシブ鳥羽のスタッフの素晴らしい接客にレベルの高い食事に　ここまで違うものかと　トップのサービス業に対する姿勢の違いでしょうか？ エクシブ鳥羽　また伺います。

評価：

古い建物だと聞いていたのですが、家具や水周りはリニューアルされておりとても綺麗で大満足です。テレビの前にソファーベッドもあり寛げました。ベッドも広くのびのび眠れます。しかし廊下の話し声がよく聞こえるので、客室内の音も漏れてるかも？静かに過ごすのが吉だと思います。 オーシャンビューで眺めも良いです。 大浴場や食事会場は建物が違うのでバスに乗るか歩いていく必要があります。それは少し面倒くさいですが仕方ないですね。室内スリッパや館内着は客室内でしか着用できないので、大浴場に行くために外行きの服を着る必要があります。それが嫌なので備え付けのお風呂で済ませました。 夕食はイタリア料理、朝食は日本料理を選びました。どれも美味しく大満足でした。 夕食のパスタを伊勢海老にランクアップしてもらいましたが、パスタ自体はただ酸味が強いトマトパスタに半身の伊勢海老が入っているだけで私の口には合わず、パスタ自体がランクダウンしている印象を受け残念でした。伊勢海老が入る分、パスタにかけるコストを抑えるためかもしれませんが、ランクアップ前の蟹のパスタの方が旨味が感じられて美味しかったです。 それ以外のお料理は量も多すぎず、大変美味しかったです。三重ならではの食材を楽しめるのが素晴らしいと思いました。

評価：

女性の方へ… クレンジングは風呂場にないです。洗面台で落としてから入ることになるんですが、夏休み中は使えないです。持っていく方がいいです。 温泉施設は靴箱とロッカーが一本の鍵で管理されています。奇数の鍵を取ると上段のロッカーなので、使いやすいです。 温泉施設内の冷水機は常温の水しか出ないです。 自販機は小銭のみです。スマート決済できないです。 化粧用にライトがいるレベルで部屋がくらいです。鏡を持参して窓際でするのがいいかもしれません。 クーラーの効きが悪いので、汗ばんで化粧がしにくいです。

評価：

名古屋から、高齢の親を連れて家族3代での旅行の際に宿泊。昔、子供がもっと小さかった頃にも3代での家族旅行をした思い出の場所。 今回は、本館スタンダードに泊まりましたが、全室オーシャンビューの眺めは圧巻で、本当に素晴らしかったです。部屋はエクシブにしては、狭め。リニューアル後の部屋で、内装は綺麗でしたが、建物全体に古さがあり、少し埃っぽいニオイは、建物全体にありました。お風呂は、広く、サウナや水風呂もあり宿泊者は無料で利用でき、最高に良かったです。 レストランも館内に充実しており、和洋中なんでも選べます。イタリアンレストランで、松坂牛のローストビーフ食べ放題のコースにしましたが、とても美味しかったです。ただ、サービスをしてくださるスタッフの方がまだ慣れてない印象でした。その点は鳥羽なので仕方ないかな。 鳥羽駅前の観光スポットは、充実しているものの、かなり観光客価格で、駐車場も高く、日本の地方をじっくりゆっくり楽しみたい、というニーズには少し合わないかなという印象。

評価：

🌌 エクシブ鳥羽、二重の宿泊 夜、私たちはコテージに到着した。 玄関の扉を開けると、湿った古い匂いが肺に入り込み、籐の家具とアラベスク模様のカーペットが沈黙していた。 照明は薄暗く、時代を止めたままの空気が漂っている。 「夢の残骸」──その言葉が、自然と頭に浮かんだ。 だがここは単なる老朽化ではなかった。 清掃は行き届き、ベッドは整えられ、カーテンの縁には今なおバブル期の「過剰」が縫い込まれている。 この場所は、廃墟にも再生にもなりきれず、ただ**「維持された遺構」**として残されているのだ。 私は、観光客であると同時に、発掘者のような気分になった。 夜の闇のなかで、空間は沈み、陰鬱な廃墟のように見える。 しかし翌朝、天窓から光が差し込むと、梁や籐家具が柔らかく輝きはじめる。 同じ空間が、温もりと懐かしさを帯びて蘇る。 「失望から希望へ」──その転換を、私は身体で経験した。 けれども、チェックアウト後に訪れた鳥羽別邸は、まったく異なる世界だった。 白木の壁、均質な照明、シンプルな家具。 すべてが洗練され、快適で、そして驚くほど匿名的だった。 私はここで、誰でもない「利用者」へと還元される。 名前を失い、物語を失い、ただ休息するための身体だけが残される。 それはマルク・オジェが言う「非‐場所」の体験にほかならなかった。 二つの空間の間を、私は行き来した。 古びた夢に縛られることと、記憶を消去されること。 どちらも完全には心地よくなく、しかしその間の揺らぎにこそ、不思議な充足が宿っていた。 まるでレム・コールハースの「Junkspace」のように、移動の空間そのものが、過剰と匿名をつなぐ通路として機能していたのだ。 夜の遺構と、朝の非‐場所。 過去と無時間の狭間で、私は「失われた未来」を一夜だけ追体験した。 そして気づいた。 エクシブ鳥羽は単なるリゾートではない。 それは、宿泊者に**「記憶」と「匿名」の間で揺れ動く存在論的演劇**を演じさせる舞台なのだ。

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